不動産投資初心者の勉強方法5選!自分に合った勉強方法を見極めよう
不動産投資をはじめるにあたり、基礎的な知識を自分で学びたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
不動産投資の勉強方法はいくつか挙げられますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
本記事では、下記の方法とメリット・デメリットについてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。
勉強方法 |
主なメリット |
主なデメリット |
---|---|---|
Web上で情報収集する |
幅広い知識を無料で身に付けられる | 必ずしも正確かつ最新の情報が得られるわけではない |
本で勉強する |
自分のレベルに応じて体系的な知識を安価で得られる | 意思の強さを求められる |
セミナーに参加する |
信頼できる不動産会社が主催している場合は有用となる可能性がある | 初心者の場合、セミナー内容によっては理解できない可能性がある |
不動産会社に直接問い合わせる |
現状の情報を把握できる | 会社や担当者によって得られる情報や熱量に差が出やすい |
資格を取得する |
自分自身が専門家になれる | 合格までに費用と時間がかかる |
目次
- A.不動産投資の情報をWeb上で収集する
- A-1.不動産投資の情報をWeb上で収集するメリット
- A-2.不動産投資の情報をWeb上で収集するデメリット
- B.不動産投資の本で勉強する
- B-1.不動産投資の本で勉強するメリット
- B-2.不動産投資の本で勉強するデメリット
- C.不動産投資セミナーに参加する
- C-1.不動産投資セミナーに参加するメリット
- C-2.不動産投資セミナーに参加するデメリット
- D.不動産会社に直接問い合わせる
- D-1.不動産会社に直接問い合わせるメリット
- D-2.不動産会社に直接問い合わせるデメリット
- E.不動産関連の資格を取得する
- E-1.不動産関連の資格をするメリット
- E-2.不動産関連の資格をするデメリット
- F.初心者はステップに沿って段階的に知識を深めよう
A.不動産投資の情報をWeb上で収集する
Web上で不動産投資に関する情報を収集して勉強する方法です。
A-1.不動産投資の情報をWeb上で収集するメリット
Web上で情報収集するメリットは、不動産投資に関する幅広い知識を無料で身に付けられることです。
Web上には、初心者向けのコンテンツも豊富に存在します。
また、動画で解説しているものも多くあります。
場合によってはテキストや画像を読み込むよりも短い時間で理解を深められるかもしれません。
A-2.不動産投資の情報をWeb上で収集するデメリット
Web上で情報収集するデメリットは、必ずしも正確かつ最新の情報が得られるわけではない点です。
情報元は信頼できるか、一次情報であるか、記事の日付は古くないかなどの点に注意したうえで、書かれていることをすべて鵜呑みにしないことも大事です。
信頼性の低い個人のブログや誰でも編集可能なウィキペディアなどは避け、公的機関や信頼できる法人がアップしている情報を参考にするようにしましょう。
B.不動産投資の本で勉強する
不動産投資の関連書籍は数多く発刊されています。本で勉強する方法についてご紹介いたします。
B-1.不動産投資の本で勉強するメリット
本で勉強する一番のメリットは、自分のレベルに応じて体系的な知識を比較的安価で得られることです。
本は発刊されるにあたり多くの確認を挟んでいる場合が多いため、情報の信頼性をはかる上ではひとつの指標となるでしょう。
不動産投資に関する本の中には、初心者向けにまず身に付けるべき知識について解説したものも多くあります。
初心者向けにおすすめされている本については下記の記事でも解説していますので、興味がありましたらご一読ください。
B-2.不動産投資の本で勉強するデメリット
本で勉強するデメリットとしては意思の強さを求められることが考えられます。
不動産投資の勉強が必須でなければ、忙しい毎日の中でどうしても優先度が下がったり、怠けたりしやすくなります。
いつまでに読み終えるかスケジュールを立て、日々本を読む時間を捻出するなどの工夫は必要です。
また、掲載されている情報が最新ではない場合もある点も注意しましょう。
C.不動産投資セミナーに参加する
不動産会社などがセミナーを開催しているケースもあります。セミナーで勉強する方法のメリット、デメリットを解説いたします。
C-1.不動産投資セミナーに参加するメリット
セミナーに参加するメリットは、信頼できる不動産会社が主催している場合は有用となる可能性があることです。
「一棟所有」や「区分所有」、「中古物件」や「新築物件」など、投資手法や物件の種類に合わせてテーマ別に開催されることもあり、自分の志向に合わせた内容を選べるのも特徴です。
セミナー後に個別相談が設けられているタイプであれば、プロに直接質問して疑問を解決したり、今後の投資計画を具体的に描いたりもしやすいでしょう。
C-2.不動産投資セミナーに参加するデメリット
デメリットは、初心者がいきなりセミナーに参加しても、内容を理解できない可能性がある点です。
特にテーマ別のセミナーとなると、ある程度の専門知識がないとついていけない場合もあります。
内容が濃い分、網羅的な知識を身に付けるためには、何度もセミナーに通わなければなりません。
セミナーについて初心者向けのものを探すか、まずはWebや書籍で最低限の知識を付けたうえで活用してみるのもひとつの手法でしょう。
また、セミナーの主催会社が信頼できるかどうか、ある程度見極める必要もある点もおさえておくと安心です。
不動産投資セミナーについては別記事でも解説していますので、参考にご覧ください。
【初心者には不動産投資セミナー参加がおすすめ!その理由とは】
D.不動産会社に直接問い合わせる
不動産会社に直接問い合わせる方法もあります。メリット、デメリットについて見ていきましょう。
D-1.不動産会社に直接問い合わせるメリット
不動産会社に直接問い合わせるメリットは、現状の情報を把握できることです。
具体的には、どのような物件があり、それぞれの利回りはどのくらいかといった、不動産投資に不可欠な情報を確認できます。
また、気になるエリアに精通している不動産会社であれば、そのエリアの特徴や相場感、Webには載っていない投資物件の状況について詳しく教えてくれるかもしれません。
D-2.不動産会社に直接問い合わせるデメリット
不動産会社に問い合わせるデメリットは、不動産会社や営業担当者によって、得られる情報や熱量に差が出やすい点です。
会社の規模や実績、ネット上の評判、得意とする分野などを調べたうえで、信頼できるところを選ぶ必要があります。
また、不動産の売買には、時間と手間がかかるものです。営業担当者を本気にさせ、条件のいい物件を紹介してもらうためには、購入の意思があることをきちんと示す姿勢も大切です。
E.不動産関連の資格を取得する
資格の取得を通じて、不動産関連の専門知識を身に付ける方法もあります。
E-1.不動産関連の資格をするメリット
メリットは、自分自身が専門家になれるという点です。
不動産投資に関するすべてを自己判断できるようになれば、それ以上に確実なことはありません。
一例として、「宅地建物取引士」「不動産鑑定士」などの資格が挙げられます。
E-2.不動産関連の資格をするデメリット
資格を取るデメリットは、合格までに費用と時間がかかる点です。
前述の「宅地建物取引士」「不動産鑑定士」は国家資格であり、難易度も高めです。
ただし、最終的に合格できなかったとしても、学習を通じて基礎から幅広い分野の知識をある程度習得できるでしょう。
F.初心者はステップに沿って段階的に知識を深めよう
不動産投資については、自分のレベルに合わせて段階的に知識を深めていくことが大切です。
初心者の場合は、Web上や書籍などである程度の基礎知識を身に付けてから専門家のアドバイスを受けると、より実りがあるかもしれません。
自分で勉強する時間がない、どの情報が信頼できるのか判断できないという方は、信頼できる不動産会社を探すことに注力してセミナーに参加する、問い合わせてみる、という方法もあります。